2015年12月09日

EVO2015 GGXrd部門8強 小川(ザトー) vs. ヲシゲ(ミリア)の動画・他から

■EVO2015 GGXrd部門8強 小川(ザトー) vs. ヲシゲ(ミリア)戦■

 2015年7月17日〜19日、米国・ラスベガスで開催された格闘ゲーム大会、Evolution 2015。
 その最終日、『Guilty Gear Xrd -SIGN-』部門8強の試合動画と、当試合のその後を報じたSRK記事・コメント欄から翻訳しています。

 トーナメント方式はダブルイリミネーション、小川・ヲシゲ両選手とも勝者枠の一戦目、二本先取戦です。(以下敬称略)



■EVO2015 GGXrd部門Top8 小川(ザトー) vs. ヲシゲ(ミリア)

Evo 2015 - GG Xrd Top 8: Ogawazato vs Woshige
公開日:2015/07/19


●この時チャットがどうなってたのか見たかったなあ。(+1)

 ●↑ヒントをあげよう:

 evoMindBlown evoMindBlown evoMindBlown evoMindBlown evoMindBlown evoMindBlown evoMindBlown evoMindBlown (+11)

  ●↑配信全体を要約するとまさしくそれ。

 ●↑ここに行くべし。
 https://www.youtube.com/watch?v=NrdczTmhtIo? (+6)

 ●↑俺は見たよ。君の想像してる通りかそれ以上。

●すごい。

●これクソ面白かった。(+6)

●笑、やっちまったけど、可笑しくもあり可哀想でもあり。

●個人的には全く正当な勝利だと思う、最後のほうでヲシゲがこの勝ちに対して何か申し立ててるのが見えるけど、「致命的なミス」としか言えない。決して相手をあなどってはならぬ。

●あほな…………

●EVO2015のベストモーメント(笑)

●試合自体も素晴らしかったが、実況陣の叫びが遥かに良いものにしている。(+1)

 ●↑NOT LIKE THIS! (+1)

 ●↑WHYYYYYYYY? WHYYYYYYYY?? (+1)

●最後のところ、彼はどうやってあんなに大きなダメージを与えることができたのか、このゲームをプレイしていない人間に誰か解説してくれないかな? 彼はゲージも「BURST」というものも使っていないように見えるのだけど。

 ●↑およそ10秒間も持ち直す隙を与えないままダメージを奪い続ければ、どの格闘ゲームでもああなるよ。あと、バーストは相手が自分に対して仕掛けてくるコンボを中断させるっていう代物で、あの場面では関係ない要素。(+1)

 ●↑ミリアの防御係数は作中で二番目に高く(1.22x)、そのため他の多くのキャラ達と比べて被るダメージが大きい。

 それから「根性値」という仕組みがある。与ダメージはプレイヤーの残存体力に準じて算出され、体力が少なければ少ないほど一度に与えられるダメージも小さくなる。けれど、根性値の因子はコンボの「始点」において適用されるものだから、彼がやって見せたように体力満タンの状態からなら、多大なダメージを奪うことになる。(+4)

●うーん、このゲームとブレイブルーどちらにするべきか >.< みんな助言をくれ、俺は一つしか選べないんだ。

 ●↑ブレイブルーの方が簡単だけど、GGXrdの方が良いゲームかな。

  ●↑ギルティギアにする!(: ありがとう。

  ●↑Xrdのほうが間違いなくBBより初心者向けだと思うよ。

 ●↑俺ならギルティギアを薦めるな、仕組みがより深くてテクニカルだし、Xrdは新規のプレイヤーとプロ級プレイヤー双方の入りやすさの点でバランスがいい。GGの方が楽しいと思う :)

 ●↑どっちでも問題ないさ。俺は両方好きだし、どちらかと言えばブレイブルーが好きだ。

●なんという悲劇!!!(笑) (+1)

●勝ったほうズルいだろ、まだ準備できてない相手を攻撃するなんて。(笑)
 相手がラウンドを続ける準備が整うまで一時停止できたろうに。せこい勝ち方。

 ●↑ゲームを一時停止する行為は危険というか、それによって小川は自動的に負けと判定される可能性がある。判断が難しいとこだけど、可能性としてあり得る。

 加えて、もし小川がここで「せこく」なかったとしたら、今年のEVOは退屈極まりないものに終わっただけでなく、ヲシゲも教訓を得ることができなかった(そしてGGコミュニティから彼がこれほど愛されることもなかった)。だからそう、ある面では二人でいっしょに勝利を分かち合ったと言えるんだよ。(+8)

 ●↑EVOのルールでは一時停止行為を行うとそのラウンドを失う。仮に彼がポーズを押していれば、(訳補:既に1-1のうえに1ラウンド獲り合っているため)試合そのものに負けることになっただろう。これは100%立ち上がってしまったヲシゲのミスだ。俺でも待ったりはしない。ヲシゲが大失敗を犯し、小川がそれを活かした。もしEVOに名を連ねる大多数の格闘ゲームにおいて同様のことが起きないと考えているのなら、妄想だ。ここにズルさなど何一つない。ミスを犯し、相応の痛い目を見た、それだけだ。(+12)

●EVO2015で最も記憶に残った瞬間。

●死ぬほど笑いました。(+2)

●Woshige, NOOOOOO!?

●ヲシゲは自分のポカがSportsCenterで採り上げられたの知ってるのかな?
 (訳者注:SportsCenter≫米国のスポーツ専門チャンネルESPNが放映しているスポーツ情報TV番組。7月21日に小川対ヲシゲ戦の動画が当番組内で紹介された。詳しくは後述)

●Woshige-senpai...why
 ヲシゲ先輩……どうして

●"WOSHIGE NOOOO NOT LIKE THIS"

 爆笑 (+7)

 ●↑彼の名はHellpockets。すばらしい男だよ。
 (訳者注:GGXrd部門最終日の実況解説は、Hellpockets/Ryan Hunterの両氏が担当)

●8:15-9:10
 "The dead angle doesn't bait it...
 Gets caught low again, has to burst immediately"
 「デッドアングル、つられない……。
 また下段がヒット、すぐさまバースト、使わざるをえない」
 "Full meter though! Full meter!
 He's gonna(?) use, Again! Nope! No Burst!! NO BURST!!!"
 「だがゲージが溜まってるぞ! ゲージが溜まってる!
 使ってくる、もう一丁! 痛い! バーストが打てない!! バーストが打てない!!!」
 "So smart! So smart!"
 「上手い! 上手い!」
 "Oh My God! GENIUS!"
 「すごいぞ! 冴えてる!」
 "So smart, he couldn't burst because of the super.
 「非常に上手い、超必を使うことでバーストを許さなかった。

 ...but Woshige Thinks It's Over!"
 ……って、ヲシゲが終わったと勘違いしてる!」

 ""!@#$%^&*""(incoherent screamings)
 「「!@#$%^&*」」(言葉にならない絶叫)
 "And Ogawa Doesn't Care!"
 「そして小川は頓着しない!」
 "What A !@#$! WHAT A %^&*!"
 「なあっ!@#$! なっあっ%^&*!」
 "He's Took Out 65 Percent!"
 「65%ふっ飛んだ!」
 "OH MY GOD!! OH MY GOD!!!"
 「ウソだろ!! ウソだろ!!!」
 "Wosshiige Nooooooooo!"
 「ヲッシィィゲ、ノオォォォォォォォォ!」
 "!@#$% WOSHIGE NOT LIKE THIS! WHAT ARE YOU STANDING UP FOR!?!?"
 「!@#$% ヲシゲ、こんなのってないだろ! なに立っちゃってるんだよ!?!?」
 "What Are You Standing Up For!?"
 「なんで立っちゃうんだよ!?」
 "WHY!?!? WHY!?!?!"
 「なんでだよ!?!? なんで!?!?!」
 "Oh My God! Woshige thought it was over, and stood up, and Ogawa gave him no remorse!"
 「こんなことが! ヲシゲは試合が終わったと思い込んだ、そして立った、そして小川はいっさい躊躇しなかった!」
 "That is exactly what happens. Don't ever celebrate too early, Pah Pah! PAH PAH PAH!!"
 「そう、いま起きたのはまさにそういうことだ。あまりにも早く勝利に浮かれちゃいけないんだよ。(訳者注:“Pah Pah!” と書かれているところは、私には “Pop-off!” に聴こえるのですが、判断付きかねます)」
 "Ohh myy god!"
 「あああ、こんなことが!」
 "Take it, *&^%$#@!"(unclear)
 「受け止めろ、*&^%$#@!」(不明瞭)
 "Unbelievable! Woshige is gonna be dreaming about that tonight."
 「信じがたいことが起きました! 今夜、ヲシゲはこの出来事を夢に見るでしょう」(+3)

●監督者達が彼を座らせなかったことに驚いた。

●格闘ゲーム訓・其の一:試合が終わらぬ内に浮かれてはならない!!!!!!!!! 俺がいままで見てきた格闘ゲーム史の中で、最も致命的かつ面白い失敗。




■SportsCenterでの放映を紹介するSRK記事から
SportsCenter Covers Woshige’s Costly Mistake at Evo 2015
投稿日:2015/07/21

 昨週末、無数の熱心なファンたちが現地や世界各地で見守るなか、Evolution Championship Seriesは開催されたが、この世界最大の格闘ゲーム大会は意外な場所でも注目を集めることとなった:ESPNのSportsCenterだ。

 SportsCenter制作陣は、EVO2015が閉幕したその日の内に、世界規模の競技大会で起きた手痛い失敗の一例として、Guilty Gear Xrd -SIGN-部門決勝トーナメント序盤でヲシゲが小川に対して犯した痛恨のミスを報じた。さながらエンドゾーンに踏み入る直前にボールを落としてしまうフットボール選手がごとく、早すぎた祝勝の代償としてヲシゲはこの試合に敗れ、敗者枠に送り込まれる結果となったが、それでも終わってみれば三位入賞という成績を残した。

 我々にとって第一級の舞台といえる大会は、スポーツ界の目には果たしてどんな風に映ったのか、以下に引用した動画を視聴してみてほしい。



EVO 2015 on SC


evo on sc

 引用元:Source: ESPN Interactive Games 情報提供はMr. Wizardより

* * * * *


●あれま……、いつかまたESPNがEVOを採り上げる時が来るとして、こういう役回りが一つの基準になるのかしら。(笑)(+9)

●視聴者にも理解できるように、前後関係の構成が良くできてる。(+24)

●こういう瞬間が本当にESPNに登場したこと、さらに彼らが知性と分別をもって報道したことがいまだに信じられない! あらゆる種類の競技性ゲーミングにとって、本当に歴史的な瞬間だ。格闘ゲームが垣根を越えて、国民的注目を浴びる日が来るとは想像すらしなかった。これを現実に目の当たりにして、涙が出る。(+28)

 ●↑俺は以前から言い続けてるんだけど、こういうトーナメントは観戦チケットの販売をやらないといけない、特に最終日。二、三倍は大きな会場を確保できるし、収益も上がる。EVOのチケットは毎年早々に売り切れてしまって、チケットについての問い合わせが起こってる事態を見れば、参加希望者に対してイベントの規模が追いついてないのは明らかだ。(+2)

  ●↑どこの世界の話をしてるんだ? EVOはちゃんと観戦チケットを売ってるぞ。今年の参加登録者は9,700人で、メインホールの観戦チケットも23日以内に売り切った。かく言う俺自身、現地参加者の一人で、会場は満員だった。

   ●↑確かに満員だった、けど俺が残念だったのは会場が分割されていた点。俺と彼女は観戦ホールのパスでメインホールに入ることができたから運が良かった。2dayパス持ちが最終日曜の決勝の部屋にいるのさえ見かけたけど。(笑)

 ギルティギア、モータルコンバット、スマブラDXをやってる間は満員になってなかった。

   ●↑うん、だから間違いなく容量が足りてないんだよ。どこかで読んだ覚えがあるから、多分これに関して彼らも理解してはいるはず。次なる目的地はMGM Grandだぜ、ベイビィ。
 (訳者注:MGM Grand Las Vegas≫ラスベガスを代表する大型カジノホテルの一つ)

●これでヲシゲがEVOの顔として認知された。来年、観客から声援を送られる選手がまた一人増えた。(+8)

●これはミームになるな! 正直なところを言うと、誰かと対戦してたとして、全く動きがなければ、俺ならプレイを止めて相手を待つかな。(+3)

 ●↑俺もそう、あんな風にさくっと勝つのは出来ない、俺がプロとかそういんじゃないにしても。もちろんあれは大会なんだから、非情に聞こえるかもしれないけど、ミスを犯せばその分しっぺ返しを喰らうのは当然のことだ。(+2)

●名声か富か? ヲシゲは名声を選んだ XD (+7)

●ケーブルニュースチャンネルにありがちな嫌みやら恩着せがましいコメントが一つも出なかったことに驚いた。

 ESPNさん、いつも品が良くて客観的ですな。(+4)

●実況陣はこの出来事の全体を(正しく)盛り上げたし、「彼ら」の存在こそがこうしてSportsCenterに採り上げられた主たる要因だ。素晴らしい仕事をしたよ! 実況の二人が半狂乱になってるところで、俺も番組の司会者といっしょにゲラゲラ笑ったもん。(+4)

●真面目な話、ヲシゲ氏があまりに早く浮かれてしまったのは決して勝ちに驕ったからじゃないのは間違いなくて、……言葉で説明するなら「ラウンド数が頭からトんでしまった……」ってことだと思う。何が言いたいかというと、あの前ラウンド終盤の攻防があまりに緊迫し過ぎて、あの瞬間に試合に勝った、もしくは負けたんだと思い込んだとしても無理からぬことだと……俺は本気でそう思う……。皆が想像してる以上に、こういうことってよくあるんだよ……。(+10)

 ●↑こんなこと誰にも起きないとか言うやつがいたら、ただの偽善者だな。

 ●↑俺も同じことを言ってて、あの瞬間の気持ちの昂ぶりと沸きあがる観衆を見ると、あれこそが最終ラウンドだったかのように見えるよね。

●メインストリームに認識されるためにはコミックリリーフが必要なのかなあという気持ち……。(+1)

●ヲシゲがしばらくの間この話題に煩わされるのは避けられないだろうな。最初にマーダーフェイスされた“get Murderface'd”人間の一人であるClakeyD、彼がみんなからこう訊かれ続けていたのが思い出される――「マーダーフェイスされた気分はどうだった?」
 (訳者注:「マーダーフェイスされた」とは、SCR2010のときど対ClakeyD戦において、勝利後にときど選手が見せた真・瞬獄殺の「天」の字を背中に受けるパフォーマンスのこと。EVO2013の対K-Brad戦でも行っている。参考動画:SoCal Regionals-Tokido vs Clakey D
 関連記事|EVO2013 SSF4AE部門 ときど(豪鬼) vs. K-Brad(キャミィ)の動画から

●この紹介はすごくいい。

 あれが起きたときヲシゲ自身ですら笑わずにはいられなかった――だからこそ受け入れられたんだと思う。(+4)

●彼らは視聴者に対して何が起きたのかを本当にうまく説明したし、しかも真面目に取り扱った! ビックリだよ。てっきり単なるお笑いとして扱うか、年寄りにありがちな「何だね、これは?」ってコメントが出るんじゃないかと予想してたのに。(+1)

●ていうか、あのカウンターヒット確認がもうね。

●今や、ヲシゲはNick Youngだと言えよう。
 GIF動画|Nick Youngのスリーポイント未遂 (+12)
 (訳者注:Nick Youngニック・ヤング/NBA所属のプロバスケ選手。参考動画:Swaggy P Celebrates Three That Doesn't Go In

 ●↑爆笑!

 ●↑喩えるならフットボールの方が近いんじゃないかな。Youngがどう振舞おうがあの結果は変わらなかった。単に馬鹿っぽく見えたというだけで。ヲシゲはむしろKaelin Clayっぽい。

 (Danny Trevathanがレイヴンズ戦でやった落球を貼ろうかと思ったんだけど、あれは単なるタッチバックで、間の抜けた勝利確信からの無惨な99ヤードタッチダウンとはやっぱり違った)
 動画|Huge touchdown mistake by Kaelin Clay - Utah vs Oregon 2014 (+2)
 (訳者注:Kaelin Clay≫NFL所属のプロアメフト選手。引用の動画は、2014年11月8日に行われたユタ大学対オレゴン大学戦、当時ユタ大のワイドレシーバであったClayは、79ヤードタッチダウンを決めるゴール直前1ヤードで自らボールを手放し、そこから反対に99ヤードタッチダウンを決められるというミスを犯した。
 Danny Trevathan≫同じくNFLプロアメフト選手。現在ブロンコス所属。NFL2013のホーム開幕戦で、エンドラインを越える前にボールを手放し、タッチバックと判定された。参考動画:Trevathan's drop six

●くっそう、俺はあの試合を観戦室で見てて、彼のフライング勝ち名乗りは完全に見逃したんだよ! 今年のEVOは突飛な出来事がいくつかあった! これと、ももちの不慮の一時停止、ただあっちは最終的に彼にとって良い方向に収まったけど。Gamerbeeは無念だった……、彼が今年のSF4部門の真のチャンピオンだと俺個人は思ってるよ。

 (訳者注:USF4部門最終決勝はももち対Gamerbeeのカードとなり、敗者枠のGamerbeeがリセットを奪取、セットカウント2-2で迎えた最後の試合中、ももちのアーケードスティックの故障により意図せぬポーズが発生、大会ルールに従ってももち側が当該ラウンドを失う措置が採られた。参考動画:EVO2015/USF4部門最終決勝 ももち(ケン/殺意リュウ) vs. Gamerbee(アドン)戦
 参照:EVO大会ルール。中断が人為的なものかハードウェアに起因するものかで採られる措置が異なりますが、中断の原因となった側にペナルティが科せられる点は同じです。主に重要なのは以下に抜粋した部分かと思います。“Match” はその組み合わせ全体を指し、“Game” は目前で行われる個々の試合を指すものと定義されています。大きい順に「Match>Game>Round」、つまり「2本先取戦」なら、「2Game 先取 Match」ということになります)

 “If a player accidentally or intentionally stops his game for any other reason, he will be forced to forfeit the round. Example include accidentally pressing the start button on his controller to pause the match, unplugging his or his opponents joystick, etc. If the game cannot be restarted from the exact point of interruption, the player is forced to forfeit the Game.”
 「あるプレイヤーが意図せずまたは意図的に、その他何らかの理由で試合を止めた場合、該当するラウンドを強制的に失うものとする。例として、意図せず自身のコントローラのスタートボタンを押して試合を中断させた場合や、自身のまたは相手のスティックのプラグを抜いた場合などを含む。その中断したポイントから試合を再開することが不可能な場合、そのプレイヤーは強制的に該当する試合を失うものとする」

 “In the event of an equipment failure, they player has the option to stop the Game in progress to obtain an replacement.
 If a Game is stopped in progress, the reporting player must forfeit the current round.
 New equipment must be immediately available. If replacement equipment cannot be obtained in a timely manner, the player must continue to play on their current equipment or forfeit the Match.”
 「万が一、機器が故障した場合、プレイヤー各位は代替器を用意するために試合の進行を中断する権利を有する。
 試合が中断された場合、申し出たプレイヤーはその時点で進行中であったラウンドを放棄しなければならない。
 新しい機器は、直ちに使用できる状態にしなければならない。もし代替器が適切なタイミングで用意できない場合、該当するプレイヤーは現状の機器をもってプレイ続行を余儀なくされる、もしくはその組み合わせに失格となる」


●観客がヲシゲを応援していたのも不思議じゃない! 本当にすごい男だ!

 この事態に直面した彼の反応は素晴らしかった! 悔しがったり気落ちしたり、あるいは自分に憤慨したりする代わりに、ただ笑い飛ばして、しかもその後しっかり持ち直した! 素晴らしい姿勢を持った魅力溢れる人物だよ! たくさんの新しいファンを獲得したに違いない!(+2)

●大騒ぎするほどのことじゃないさ、たまたま起こり得ることが起きたというだけ、特にあれほど両肩に重圧がのしかかる場面となればなおのこと。
 あれやこれや起きたとしても、そんなもんお構いなしとばかりに小川が優勝していたと思う、彼こそが最高のGGプレイヤーだから。

●Stone ColdがK-Bradを話題にしたと思ったら、今度はESPNにHellpocketsが登場だと、一体何が起きてるんだ?
 (訳者注:Stone Cold Steve Austinストーン・コールド・スティーブ・オースチン/米国の元プロレスラー。6月に米国のオーランドで開催された大会CEO2015にて、K-BradはStone Coldをオマージュした入場を行い、のちにStone Cold本人から激励のメッセージを送られた。
 参考動画:CEO2015: STONE COLD KENNETH BRADLEY 3:16 Entrance
 本家Stone Coldの入場:Stone Cold Returns WrestleMania 23
 Stone Coldのメッセージ:Stone Cold Steve Austin shoutout to EG Kbrad and CEO
 ESPN紹介記事:Competitive gamer has best entrance ever -- and that's before the Stone Cold stunner

●これをもっと良くする方法が唯一あったとすれば、懐かしきJim Rossに実況してもらえればってところかな(笑)
 (訳者注:Jim Rossジム・ロス/米国のベテランプロレス実況者)

●Hellpocketsのリアクションが大好きだ、あの大興奮っぷり! 「WHY?? WHY??」

●What're you standing up for?!

 EVO最高の瞬間のひとつ、そしてこの動画での扱われ方もまずまず。黒人司会者の方は、何が起きてるのか理解してる風に見えたけど、自分の力量を隠しておくことにしたんだな。(+2)

●Final Round XIIには及ばない。
 動画|Final Round XII: Kensou (TX) [C.Viper] vs Liston (NY) [Sagat] Never Get Up!
 (訳者注:このFR12のKensou対Liston戦は、米国格闘ゲーム界の「早すぎた祝勝」の代名詞として、必ずと言っていいほど引き合いに出される試合です。また、小川対ヲシゲ戦で実況陣が口にしたフレーズ “What are you standing up for?” にもルーツがあり、2012年に行われたUFGT8でのRicky Ortiz対Wolfkrone戦の実況が下地になっています)

●今でもやっぱり笑っちゃうわ、ハハ。

●ESPNがEVOを採り上げ、格闘ゲームと格ゲーコミュニティについてより多くを語ったという事実。




 以上です。

 EVO終了後から試合結果や関連レポートを確認するなかで、どこでも必ず話題に挙げられていたのがこの一戦でした。ももち対Gamerbee戦も同様で、そちらも当初は単独で採り上げるつもりでしたが、時間がかかりすぎてしまうため、訳注のEVOルールの引用をもって手短にまとめることにしました。

 最初に動画を見たときは、ヲシゲ選手があまりに自然に席を立ち、特に周囲から諌められる気配もなく、てっきり試合が決まったのかと私も勘違いしそうになりしました。大きなミスにも関わらず非常に好意的に受け止められている様子なのは、コメントでも言及されている通り、可笑しさと悲しさの同居する “Early Celebration” という失敗自体に普遍性があること(それ故、格闘ゲームコミュニティの外部にも訴えかけられる強さを持ったこと)や、そのあと当事者が見せた姿勢とプレイによるところが大きいのではないかと思います。




 今年の記事はこれで最後です。
 振り返ると2015年は全く更新ができずに終わってしまいましたが、読みに来てくださった方、コメントを下さった方はありがとうございました。

 


 時間の工面が難しくなり、格闘ゲームのニュースやイベントが追えなくなってしまいましたので、更新休止といたします。時々見に来てくださる方がいるので、ブログの記事自体は当面このまま掲載しておこうと思います。


【GG―最新記事】
posted by trfgs | edit / co | Comment(4) | GG | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
翻訳ありがとうございます
楽しく読ませて頂いてます
Posted by emanon at 2015年12月09日 22:02
いつのまにか更新されてたー!
楽しかったです、ありがとうございます!
Posted by emanon at 2015年12月20日 22:40
そのヲシゲがストVのバトルプランナーってとこも面白い
何故、この時ストVのTシャツ着てたかってところもかなりの突っ込みどころだったからなぁ
海外イベントでヲシゲ出ないかなぁ

自分もこの時ヲシゲのファンになったから、これからの活躍を期待
Posted by 通りすがり at 2015年12月31日 09:35
今更感がありますが、全て楽しく読ませて頂きました。
ありがとうございます
Posted by emanon at 2016年07月20日 13:33
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