2014年7月12日に開幕し、現在米国・ラスベガスで開催中の格闘ゲーム大会「Evolution2014」、初日のウルトラストリートファイターIV部門の試合動画からコメントを翻訳してます。
コメントは大会の最中に書き込まれたものです(開催期間は7/12〜7/14)。トーナメント方式はダブルイリミネーション、勝者枠の32強、2本先取戦です。
他の試合の結果に言及したコメントもありますので、それらの試合をまだご覧になっていない方、結果を先に知りたくない方は読まれないほうがよいと思います。(以下敬称略)
■EO2014 USF4/32強 Xian(元) vs. Snake Eyez(ザンギエフ)
USFIV EVO 2014: XIAN (Gen) vs SNAKE EYEZ (Zangief) Top 32
公開日:2014/07/11
●熱い試合!
●うおああああああああああ!! (+1)
●今晩最高の一戦、間違いなく。
●マジかああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ (+1)
●さて早速だけど、この試合の最後をEVO Momentと呼んでもいいかな? だって、ヤバすぎるし。(+6)
●Xianは敗退か?
●↑うん。どっちも凄かったわ。(+2)
(訳者注:Xianはこの敗戦で敗者枠へ、敗者枠で板橋ザンギエフのザンギエフに敗れ敗退)
●これをライブ配信(Twitch)で見ていたが、本当に素晴らしい試合だった。CapcomFightersの予選の配信を全部通して見た後、東海岸/西海岸の動画配信勢の因縁の対決を、EVO公式配信の最後まで寝ずに見届けた。ほんともう、EVO2014はここまでかなり盛り上がってるし、このビデオがこれ以上ないほど大会の熱狂を表してる。この調子で行くぜ。(+1)
●USA USA USA USA
我々はサッカーではイマイチだったかもしれん、だが我らには最強のギエフがついてるぞ、ベイビィ!! (+1)
(訳者注:現在もブラジルで開催中のFIFAワールドカップ2014で、米国代表はグループリーグ突破後ベルギーに2対1で破れ、ベスト16)
●あのヘッドバット!
●好試合
●ギエフでのプレイを愛する者の一人として、EVO――自分は初めての参加――の舞台で、ギエフ使いの一人が去年の覇者をなんとか倒すことができたのは本当に嬉しい。
●これぞEVOの興奮。
●元はUSF4でかなり性能が悪くなって、ギエフの方はホークみたいに素早くなった……。
●至高。
●決して諦めるな、決して匙を投げるな! Snake Eyezには行けるところまで突き進んでほしい、ギエフがEVOを制覇する時。<3
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Ultra Street Figher 4 - RG Snake Eyez vs. RZR Xian - Evo 2014
(*同じ試合映像の別の動画です)
●笑った。
●そして響き渡るみんなの声援!!!!!! USA USA USA(笑)(+2)
●今晩のUSFIV部門で、俺の一番好きな試合。
素晴らしい!
●うおお、Snake Eyezのあのbuzzer beater。
(訳者注:Buzzer beater≫ブザービーター/バスケットボールで、試合終了のブザーの直前に放たれるシュートのこと)
●今年のEVOヤバすぎるだろ。信じられないような顔ぶれが敗退してる――日本の神プレイヤーのほとんど、Infiltration、PR Balrog、Xian、などなど……。今年は新たなEVO覇者が誕生する。
●↑ふ〜どがまだ残ってるよ。
●このゲーマー達は、限りなくアスリートに近い。
●↑アスリートに最も近い存在はアスリートであって、ゲーマーはゲーマーだ。「プロ」ゲーマーかそうでないか、だ。(+4)
●超接戦だったなぁ。
●めちゃくちゃ盛り上がった。
●くー。心臓バクバク!!! なんつー終わり方!!! (+5)
●日本勢は気の毒だな。
●↑シンガポール勢なんですが。(+2)
●マジかよ……あの幕切れ、ハハ。
●ほんまかいな。(+1)
●うおぉ、なんだあの最後は、接戦にもほどがあるぞ :0
●おし、Snake Eyezはやはりビースト。
●みんな……、Youtubeでストリートファイターのゲームプレイ/解説を上げてるチャンネルって知ってる?
●↑UltraChenのチャンネルに行けば、ビデオが山ほどあるよ。まさに「初心者」向けなのがあるし、ストリートファイターの入門編も見付けられるはず。Airberh dojo(たぶんこんなスペルだったと思う)もあるけど、こっちはもうちょっと踏み込んだ内容になってる。
(参考Youtubeチャンネル:UltraChenTV/Airyuken)
●↑基礎の基礎を解説したものなら、UltraChenTVの「First Attack」シリーズかな。試合のリプレイが見たいのなら:iShoryuken、YogaFlame24、BlackVegetaあたり。応用編の解説が見たい場合、キャラクター毎に全然変わってくるから、自力で探すか、SRKのフォーラムを覗いてみるといいと思う。
●2014年はSnake Eyezの勝負強い逆転劇の連続。ザンギエフ使いがこんなに盛り上げるなんて、もうほんっとに長いことなかったぞ。
●インジャスティスの試合も投稿してもらえるとありがたいんだが。第二配信で中継しているとき、ちょうど仕事中だったんだよ。:(
●↑インジャスティスは明日だぞ、あんちゃん。
●なんでまだストリートファイター5を作らないんだろう? ストリートファイター4シリーズをいくつも作るばかりで。
●↑俺も前から同じ疑問を抱いてて、ストリートファイター4が世に出てから今年でもう五年以上になるし、続編を出してもいい頃合いだけど、バランスの再調整とキャラ追加がしたいなら、なんでどかっと一まとめにパッチを出さないのかな、と。
●↑カプコンは金欠なんだよ :/
●↑一般的なゲームと違って、格闘ゲームには競技の世界がある。それと共立して存在してるから、ひっきりなしに新ヴァージョンを作ればそれでよしってわけにはいかないとこもあるんだよ(Super、Ultra、Acade Edition……、と増設を繰り返しているとは言え)。
●なあ、やっぱり元はああやってクソ弱くされただろ。あるキャラがメジャー大会で勝った途端、すぐに弱くし始める! 彼はそのまま据え置いたほうがバランスが良かったはずで、今作のいくつかのコンボのタイミングは改悪されてると思う。
●↑いずれにせよXianの負けは変わらない。彼が唯一すべきだったのは、時間稼ぎのウルコン発動をもう一秒遅らせることだった。
●どっちも本当に良いプレイヤーだ……、Snake Eyezは素晴らしかった……。
●これは見てて辛いな。
●あの最後。
●凄い。
●よくやった、Snake Eyez。
●彼らの話している内容で理解できない/知らない部分がある人、そしてそこをきちんと知りたいという人がいれば声をかけてくれ、出来る限り説明したいと思う。俺は純粋に、もっと多くの人に格闘ゲームに興味を持ってほしいと思ってるんだ――LoLやCoD、スポーツゲームなどの非常に大きな存在の陰にすっぽり隠れてしまってるけど、格ゲーはすごく胸を熱くさせるもので、その良さはもっと広く認められていいはずだって思うから。(+2)
●α↑実はまさに疑問がひとつあって、“SPD”というのは何を指してるのかな? 彼らは略称をたくさん使って話してて、その多くが俺には理解できなかった。(+1)
●↑Spinning Pile Driver
●↑上の人も書いてるけど、Spinning Pile Driverの略。ザンギエフの一回転コマンドの投げ技のことなんだけど、「SPD」と言うときはSpinning Pile Driverそのものでなくても、他の投げキャラの持つ「一回転コマンドの必殺技」の総称としても使われる。
●α↑なるほど、理解できたよ、ありがとう :)
●↑もう答えはもらったみたいだが、補足として。“SPD”は、プレイヤーが360度回転の入力を行わなければならない投げ技なら、どのキャラの技であれこう呼ばれる。多くの場合、ザンギエフ、ハカン、T.ホーク使いにとって、最も強力な手札となる技だ。ただし、入力をより簡単に行う方法もあって、例えば半回転した後で上方向に入れればいい、とかね。これが正しいタイミングで行えれば、立ち状態のままジャンプすることなく技が成立するから、相手にとってはさらに恐さが増す。
●出色の試合! 誇張抜きに、身を乗り出して観戦してた! あのザンギエフの勝ち台詞がまさに全てを物語ってる――“That last move was impressive, comrade. But it was too little, too late!”
(訳者注:日本語版の台詞は、「最後の技は良かったぞ! だが出したのが遅かったな!」)
●母なるロシアもニッコリですね。
●今ままで見たEVOの試合の中で一番。
●11:11- ギエフの逆転バニ“GREENHAND”!!!
(訳者注:バニシングフラット/前方に反転しながら緑の気を纏った手刀を打つ必殺技。英語での通称は“Greenhand”)
●ものすごい緊迫の一戦だった。生で見ながら、ワールドカップ見てるとき並みに大声張り上げてた。(+1)
●ようやった、ZAGNUTS!!!!!!!!! (+1)
(訳者注:Zagnutは米国の駄菓子。ここではZangief+Nutsに引っ掛けたのではないかと思いますが、何か別の俗語かもしれません)
●HE GOT IT!!!
●β|非常に退屈。正直に言えば、俺の弟と友達が対戦してるのを見てるほうが好きだな、あらゆる場面で昇竜やウルコンを打ち合うような。
●↑うーん、それと格闘ゲーム競技会は別物だからなあ……。彼らのプレイするやり方の真価がわからないのならかなり残念だけど、誰でも好き嫌いはあるものだし、仕方ない :)
●↑君の言わんとすることはわからないでもない、俺自身は、Injustice、MK9、Killer Instinct、KOFとかの、コンボに重点が置かれたゲームの方が好みに合う。だが、これまでたくさん見てきたこの二人のハイレベルなプレイは、心から楽しめるものだった。最近はSF4をそこまで楽しいとは感じていなかったが、その楽しさが戻ってきたようだった。俺個人の感想として。
●β↑こういうプレイの価値については理解してるよ。俺が言いたかったのは、退屈だ、という一点のみ。
●↑君の発言は尊重するけれども、私にとってStreet Fighterの魅力の半分は、それぞれのプレイヤーの持つ忍耐力だ。この部分に、私はいつもTVドラマの緊迫した場面を連想する。(+1)
●最高。
●いやー、死ぬほど興奮したわ。時間制限がこんな興奮を生むとは思ってもなかった。俺も時間を取り入れたメタゲームを身に着けなければ。
●キャラクターの勝利台詞が、試合にしっくり嵌ってるの良すぎる。
●初日最高の試合の一つ!
以上です。
USF4部門は波乱が多かったようで、「今年はどうなってるんだ」と興奮ぎみの書き込みがあちこちにありました。中でも、記事や動画で特に言及されていたこの試合を採り上げてみることにしました。アップロードから間がないため、ひとまずこれで全部です。
この記事から「SSF4AE」カテゴリを「SSF4AE/USF4」に変更し、一つのカテゴリに統一します。
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