格闘ゲーム『GUILTY GEAR Xrd -SIGN-』の北米での発売予定を報じる、米国のゲーム情報総合サイト「IGN」の記事・コメント欄から翻訳しています。
コメント総数が多いため、かなり大まかな抜粋に留めています。(以下敬称略)
■家庭用GGXrdの北米での発売決定を報じるIGN記事から
Guilty Gear Xrd SIGN Officially Coming West for PS3 and PS4
投稿日:2014/05/29
本日IGNは、『GUILTY GEAR Xrd -SIGN-』の米国上陸をここに正式に公表する――プレイステーション3/プレステーション4の両機種で、今秋の発売が予定されている。このゲームのローカライズと発行は、欧米のプレイヤー達にニッチな日本のタイトルを届けてきた由緒ある発行会社、Aksysが担う。欧州を含め、他の西側地域での発売の行方はまだ明らかにされていない。
ギルティギアが初めて世に出たのは1998年、開発は格闘ゲーム製作会社アークシステムワークスの手により、今作GUILTY GEAR Xrd -SIGN-も同様である。年代設定はGuilty Gear 2: Overtureの一年後となる2187年、全く新しく作り直されたお馴染みのキャスト達がプレイ可能キャラクターに名を連ね、完全新キャラである敵役、ラムレザル=ヴァレンタインもそこに加わっている。
Aksysによると、GUILTY GEAR Xrd -SIGN-は、ロマンキャンセルといったこのシリーズの特徴的なシステムを受け継いでいるものの、「大幅に拡張と改良が施されている」とのことだ。アークシステムワークスの美しい2Dアートとアニメーションが再びこのゲームの焦点となり、石渡太輔――長きに渡るギルティギア作品の作曲者――が今作でもサウンドトラックを手がける。
GUILTY GEAR Xrd -SIGN-はE3でプレイ可能となる予定で、それと合わせてこのゲームに関するさらなる情報も公開されるだろう。ごく初期の画像は、我々のGuilty Gear Xrd SIGN image galleryをチェックしてみてほしい。
(訳者注:Aksys Games≫アクシスゲームス/主として英語圏に向けて日本の作品を取り扱う、米国のコンピュータゲーム翻訳・発行会社。歴代のGG、BBシリーズのローカライズを手がける。
Electronic Entertainment Expo, E3/1995年から米国・ロサンゼルスで毎年開催されている、世界最大規模のゲームの見本市。E3 2014は6月10日〜12日に開催予定。参考リンク:E3 EXPO.com)
* * * * *
●よっしゃー!(+18)
●遂にか、史上最高の格闘ゲームの一つ。プレイするのが待ち遠しい。
Ultra Street Fighter IVは首洗って待ってろい XD (+60)
●↑あんちゃん、GG群よりUSF4の方が遥かに良い作品だぞ。(+1)
●↑その二作は完全に質の違う格ゲーで、どちらも素晴らしい作品だし、比較はできない。それをどういう観点から見るかによって変わるわけで、GGの仕組みの多さやキャラクターデザイン、アニメーションに比べれば、SF4は味気なく標準的なものに映るかもしれない。
SF4は、基本に根ざした、じっくり面と向かって戦うという格ゲーの良き正統性を持った作品で、GGは桁違いにペースの速いアクションに満ちた格ゲーだ。(+5)
●もう日本のPS4ゲームのローカライズが始まってるのか? いいね。Yakuza: Restorationもローカライズしてくれ。(+40)
(訳者注:Yakuza: Restoration≫『龍が如く 維新!』/2014年2月にPS3・PS4向けにセガから発売されたアクションゲーム。“Yakuza”は「龍が如く」シリーズの英題)
●見た感じ、いい! PS4ユーザ達と楽しく遊べたらいいなー。まあ俺はKiller Instinctがあるから、けっこう満足してる :) (+17)
●↑こういうコメントがほしかったんだよ!!!!!
やっかみとかイチャモンとか抜きの、ゲームに対する前向きな声!(+31)
●↑……
聞き捨てなりませんな。
GIF画像|http://www.reactiongifs.com/wp-content/uploads/2013/10/bear-fight.gif (+9)
●↑ここんとこしばらく、KIが欲しくてたまらなかったんだよね。とうとう自分のPS4で、愛すべき格ゲー作品達を見られるのは嬉しい……。あとは、MadcatzにPS4用の格ゲースティックについての情報を訊いてみないと。(+6)
●↑MarkmanがPS4用アーケードスティックの企画を練ってるのは間違いない。彼、格ゲー大好きだし。
●よし、ついにPS4にも本物の格闘ゲーム“real fighting game”が来る。(+11)
●↑インジャスティスは本物の格闘ゲームではないと?(+6)
●↑うん、でもあれはPS3向けだから、GGXrdがPS4向けの格闘ゲーム第一号になる。(+1)
●↑この作品も同じく、PS3でも出るよ。もっとたくさん、出来のいい格ゲースティックが登場してたらいいんだけど。まあでも、PS3でプレイするゲームがまだまだたくさんある。
●↑インジャスティスは過去最高の格闘ゲームの一つだと思う、個人的には。(+1)
●↑インジャスティスは好きだが、競技として耐え得るかという点から言えば、看過できない欠点をいくつか抱えてる。(+4)
●↑俺はまったく正反対の意見を持ってるけど、これもごく個人的な考えだ。(+1)
●Vitaで出るのを待ってます。
ごはんまだかな熊さん状態。“Patient bear is waiting.” (+1)
(訳者注:“PATIENT BEAR”はミームの一種。多くは手持ち無沙汰な様子で椅子に腰掛けた熊の画像で表現される。Google画像検索:PATIENT BEAR)
●↑諦めたまえ、君。(+2)
●Guilty Gear Xシリーズは本当に楽しんだ。XboxかWiiUでも出てくれればよかったんだが。(+3)
●BBCP、P4U2に、GGXrd? 2014年はASWの年だったと知らしめようぞ。(+31)
●↑頭字語が多すぎる。(+34)
●↑BBCPって何? BlazBlue: Chrono Phantasmaの略?(+12)
●↑お察しの通り。
●この作品の名前をどう言えばいいのか、いまだによくわかんない……、俺ってば、このゲームに向いてないのかしら?(+2)
●↑気にするな。俺も予告動画見るまではそうだったよ。(+1)
●羨ましい……。(+1)
●USF4も、X1/PS4向けに正式発表お願いします。
●↑見たところ、PS4で出るのは事実上確定してるっぽい。小野(SF4のプロデューサー)がUSF4の画面のそばで、PS4のコントローラを持って写ってる写真があったし、トロフィー情報も漏れてた。それから、PS4の宣伝の中に波動拳タクシー“hadouken Cabs”のCMがあったから、ソニーとカプコンの間に何らかの取引関係があるのは確か。
(訳者注:トロフィーは、PlayStationのゲームに実装されている、やり込み度の指標の一種。
参考EventHubs記事:Ultra Street Fighter 4 trophies surface on PlayStation 4 consoles/参考動画:PS4 Hadouken Cabs teaser)
●PS4/PS3を手に入れるべき数ある理由の内の一つ。待ち遠しい。(+13)
●朗報! 俺のPS4ライブラリに加えるゲームがまた一つできた。:) (+1)
●PS4で動く良スティックって、もう出てるの?(+1)
●俺って、こういうゲーム上手くできたためしがないんだよなぁ、コンビネーションとか、スティック操作とか、ボタンのタイミングとか、全然わからなくて……。友達に一人、ストリートファイターがすごく上手いのがいて、彼は東海岸でトップ100入りしたり……SFの大会にいくつも参加したりしてたんだけど……。
●冗談抜きに、2014年で俺が一番楽しみに待ってる作品がこれだわ、アークシステムワークスの格ゲーが大好きだから。Let's Rockだ、野郎ども。(+10)
●↑アーケード版オープニング - http://www.youtube.com/watch?v=gQ9Cd4MKqHs (+4)
●↑石渡太輔のBGMは最高。
(関連記事|『GUILTY GEAR Xrd -SIGN-』 イグザード・アーケード版オープニング動画から)
●ウーーーッ、これは素晴らしい報せ!(+1)
●Killer Instinctも良いけど、これこそ俺が待ち続けてた格ゲー。
●やったー! やったー! やったー!(+13)
●https://www.youtube.com/watch?v=NKGPhKu3jNg
これがどれだけ格好いい作品か、知らない人のために。(+34)
(関連記事|『GUILTY GEAR Xrd -SIGN-』(ギルティギア イグザード サイン)予告動画から)
●見た感じ、面白そう。俺も格ゲージャンルに復帰する時が来たかな。(+1)
●いいな、俺はギルティギアシリーズのプレイ経験ないんだけど、これはすごく良さげに見える。(+1)
●このゲームのアートが大好きだ!(+11)
●俺の格ゲーの腕が、めっっっっっちゃくちゃヘッッッタクソでさえなければ……。(+3)
●この “Xrd” の正しい発音はどう言えばいいんだろう?
●↑こうじゃないかな、“EHX-erd”。(+1)
●ペルソナ4アリーナ以降は格闘ゲームをプレイしてなかった。このゲームを手に入れるのが楽しみだよ。ミリアこそ至高!!!
●ちょっと補足。実のところ、キャラククターたちは3Dレンダリングされてて、このゲームはUnreal Engineを使ってる :D 画像を見る限りでは、全く見分けがつかない。(+1)
●声を大にして言いたい、俺はPS4向けの格闘ゲームを待ち続けてて、GGが手に入れられるとなればこんなに楽しみなことはない。俺のいちばん好きな格ゲーだから。(+1)
●ストリートファイターZEROシリーズを復活させてほしい!(+4)
●いいねえ。PS4にもっと格ゲーを!(+5)
●うーむ、このジャンルから離れて久しいけど、また格ゲーを買うことになりそうだ。
●チップ、再臨!!! (+1)
●GUILTY GEAR vs. BLAZBLUEじゃー!! ……*空しい* (+5)
●↑ないな……。(+3)
●↑ブレイブルーが完結するまで待つんだ!
●はて、どう発音するべきなのか?(+1)
●重箱の隅をつつくようであれだけど、これ「2Dアート」じゃないよ、全部「3D」。(+15)
●カプコン vs. SNKの新作出してくれ!!! (+5)
●待ちきれん! まず間違いなく2015年までローカライズはないだろうなあって踏んでたのに(笑)。(+4)
●PS1の初代GGは大好きな作品だったが、それ以降はプレイしていなかった。面白そうならやってみたいと思う。
●PS1で出た1998年の第一作を持ってたよ。石渡太輔のサウンドトラックは、それまでの格闘ゲーム史上最高のものだった。モータルコンバットや鉄拳、ストリートファイターなんかと比べると、対戦の流動性が楽しくて、すごく面白いスタイルを持ってた。彼らがこのシリーズを今もこうして作り続けているのは嬉しい。(+2)
●ロマンキャンセルはいいとして、フォースロマンキャンセルはどこいった? 俺にはFRCも必要。
●↑FRCもある。
●↑お、そうなの。RCにしか触れられてないから、削除されたのかと。RCの使用場面は、画面が暗くなって、動きが一瞬止まってるみたいに見える。実際に発売されてから、自分の目で確かめてみないとだな。
●↑イグザードの大会動画なら、YouTubeにたくさんアップロードされてるよ。通常のロマンキャンセルでは赤い円が表示されて、フォースロマンキャンセルだと黄色の円が表示される。ロマンキャンセルを使うと、1秒ほどの時間減速が発生して、コンボを伸ばすための猶予が得られる。新しく始める人にもとっつきやすいゲームにするために導入された仕組みじゃないかと思う。ギルティギアの持つあの展開の速い動きは維持しつつ、扱いやすさと戦略の幅を拡張してる。対戦動画では、技をスカしてからFRCで時間を遅くすることで、相手へのプレッシャーとして活用してるプレイヤー達もいたし、この場合(訳補:FRCが)有効な戦略の一環として使われてる。RCとFRCのゲージ消費量も、従来と同じ。
(訳者注:FRCの部分に「今作での正式名称は『イエローロマンキャンセル』」、と一旦書き添えかけて、念のため公式サイトを確認したところ、実際には種類別のロマンキャンセルの名称は特に明記されていませんでした。「イエローロマンキャンセル〔YRC〕」「黄色ロマンキャンセル〔黄キャン、または単に“黄”〕」と広く呼称されていますが、これとは別に正式名称があるのかは不明です)
●盛り上がってきた!!!! 発売を心待ちにしてたんだよ!!!!
●↑同じく、俺も格闘ゲームファンだし、ギルティギアシリーズのファン。だからKIのためにXbox Oneを買うし、ギルティギアのためにPS4を買う。
●このゲームって、実は100%、3Dなんだよな……、マジで尋常じゃない!(+5)
●このゲームはデジタル販売なのか、それとも物理媒体での販売なのかな?(+1)
●↑近年の傾向から見て、デジタルと物理媒体、両方で発売されると思う。(+1)
●↑欧州ではデジタル発売が今は主流みたいね。
●↑ならよかった、どうもありがとう。ゲームを物として手に入れるのが好きな性質だから。
●このシリーズは大好きなんだけど、俺にとってはちょっとばかりハードコア過ぎるところがある作品なのは認めないといけない。自分、軟派“soft”ですから。(+2)
●うおお、YYEEESS YESSSS YESS
画像|YES! YES! YES! (+35)
●Y.Y………… :D !!!!!!!!!!!!!!!!!!!
●おっしゃ! 長いことGGをプレイしてなかったが、これは絶対に買わねばなるまい。
●「Xrd」って、新語作ったんかい!(笑) まあそれはさておき、今作がPS4で出るのは喜ばしいし、昔ながらの手書き風な感触を維持しようとしてるのもいいな。このシリーズが好きだ。(+1)
●このゲームがUnreal 3で動かされているということと、フルポリゴンであるという事実がいまだに信じられずにいる。(+3)
●素晴らしい。願わくは、このシリーズをブレイブルーと共に続けていってほしい。あれも同じくらい優れた作品で、けれど少し違った趣がある。(+1)
●↑クロノファンタズマの発売で、ブレイブルーの物語は八割ぐらい語り終わった。とは言え、それがこのゲームの完結を意味するとは限らないけど。(+1)
●遂に来た! ローカライズ化についての続報が何か出てますようにって、TGS2013以降、毎日欠かさずゲーミングニュースをチェックしてたんだよ。けれど悲しい哉、俺が住んでるここはヨーロッパ、果たしてこの地での発売はいつになるんでしょうか?
俺はアメリカから輸入しようと思ってるんだけど、オンライン対戦で問題が起きるのは避けたい……。つまり、アメリカ版ディスクを手に入れたとして、それでプレイすれば、アメリカのサーバに繋がることになるよね? となるとやっぱりラグの可能性が出てくるよね? どなたか、これに良い知恵をお持ちの方がいらっしゃいましたら、お助けください :-) (+1)
●あの……、あれは “Zerd” と発音すればよろしいので?(+1)
●↑いえいえ、“Derd” でございますよ。
●↑失礼しました、当方、実在しない単語の発音に難がありまして。
●↑Ex-ard (+1)
●“Xrd”ってなんのこっちゃねん?(+4)
●↑要するに……これが日本流です。(+3)
●↑要するに、なんでこうしたかって、こうしたいと思ったからに決まってんだろうが、なんか文句でもあんのかコラ、です :D (+8)
●↑「X」と「third」の合体だよ、Guilty Gear XXXだと変テコな響きになっちゃうからね。(+9)
●↑「3rd」ってこと。Guilty Gear X、Guilty Gear XXと来たから、次はGuilty Gear XXX。で、それを避けるために「Xrd」と付けることに決めたのは明らか。(+6)
●Heaven or Hell!!!!! (+7)
以上です。
コメントの数は多かったものの、よく似た書き込みと、他のゲーム機や作品との比較で脱線気味のやり取りが大半を占めていましたので、思いのほか簡単な記事になってしまいました。
3Dであることへの驚きと「Xrd」の読み方の話題は、これまで訳した記事にも共通していましたが、今回は格闘ゲーム用スティックについて言及するコメントが多く見られました。PS4向けのアーケード型スティックはまだほとんど登場していないため、本格的に格闘ゲームに打ち込もうと考えているプレイヤーにとっては重要な関心事になっているようです。
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